海外研修からの帰り、新海元（木村拓哉）、香田（堤真一）、内藤ジェーン（竹中直人）らパイロットは自社の飛行機に乗客として乗っていた。その便のクルーは、パーサー・太田（段田安則）、CA・うらら（内山理名）、美和子（加藤貴子）らが務めていた。忙しく働く彼らの仕事ぶりに改めて感心する元だったが、香田は、うららの接客態度を厳しい目で観察していた。ある乗客が、うららを呼び止めたのだ。その乗客とは、有名バレエダンサーの熊川哲也（熊川哲也）だ。熊川哲也がいると知ったうららは舞い上がり、彼の接客だけに気を取られてしまう。そんなうららの接客態度をみかねた香田はついに席を立ち、うららの腕をつかんでカーテンの奥へ連れて行き、叱りつける。香田による強い叱責に、うららは大声で泣き出してしまう。
後日、太田に付き添われ、うららは客室乗務一課長の久木田（藤田宗久）に謝罪。一件落着かと思われたが…。香田にも謝ってきなさいと促されたうららは、絶対に謝らないと断言。自分のミスは認めるが、皆の前で自分を怒鳴りつけて恥をかかせた香田こそ、反省すべきだと主張する。もし謝罪しなければ名誉毀損で香田を訴えると、うららは息をまく。事態は思いのほか大騒動に発展。普段から冷徹な性格がゆえに味方も少ない香田は、立場的においつめられてしまう。そんな中、彼にシンパシーを感じる歩実（柴咲コウ）は香田の立場を支持。一方元はうららの本音を聞こうと、うららをさそう。そして、うららと元、香田と歩実の二組は、バーで鉢合わせすることに！
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